●働く女性たちを支える トロフィー・ハズバンド

 「トロフィー・ハズバンド」という言葉が囁かれるようになりました。バリバリ働く女性を、内助の功で支える専業主夫のこと。米国の経済誌『Fortune』によれば、女性エグゼクティブ(経営幹部)の影に専業主夫あり。彼らはこれまで主婦がはたしてきた家事や子育てを一手に引き受け、社会で働く妻を支えているのです。
◆伸びない男性の育児休暇利用
 この言葉は、やはり『Fortune』の造語である「トロフィー・ワイフ」をもじったモノ。こちらは、功成り名を遂げた男性が妻として迎えた若い美女をさします。
 ところが、最近は女性の社会進出が目覚ましく、英国のサッチャー元首相にはじまり、国内では太田房江・大阪府知事などが登場。民間でも女性社長は珍しくありません。でも、男性の育児休暇利用率はわずか1%程度。女性の負担は減っていないようです。
◆競争社会に女性も参入
 考えてみれば資本主義の原理は競争にあり、女性もそのなかに引きずり込まれたということです。たしかに選択の自由は広がりましたが、もちろん社会での成功はそう簡単ではありません。やはり「トロフィー」にはなかなか手が届かないということでしょうか。



アーリア行政書士法人発行
季刊情報誌「FOUR SEASONS」2003年夏号Vol.27


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