家電量販大手のヤマダ電機が、自動車の販売・買い取りに参入してきました。
割引率はもちろんのこと、ヤマダ電機のポイントまでが付くとあって、あるディーラー経営者は一言「ゾッとする」と。自動車販売台数が落ち込むなか、あらたな競合の登場に戦々恐々たる思いが伝わってきます。
ヤマダ電機の戦略は「薄利多売」。人件費・賃料といった固定費は、家電小売の収益でカバーするようです。たしかに町の電気屋さんが家電量販店に駆逐されてきた過程を見てきただけに、ディーラー経営者の声もうなずけますね。
ディーラーの判断としては今後、売る力がある事業者がいれば車を卸すということになるでしょう。そのため、有力な販売業者が登場すれば、販売網の再編は充分に考えられます。頑なになりすぎず、新たなパラダイムへの挑戦も選択肢として残しておく必要があるのかもしれません。
(Four Seasons 2008年7月7日掲載) |