2006年の年間新車販売台数(登録車)は、対前年比5.4%減の371万5887台。ここ数年、需要が頭打ちだった国内市場は、いよいよ縮小期に入ってきました。メーカー、販社ともに収益構造の転換を迫られています。
販売チャネルの再編もすでに始まっていますが、07年はさらに加速しそうです。一方で、過熱気味の“軽自動車ブーム”は一段落との見方も。

こうしたなか、メーカーが考えているのは、セグメント化された市場戦略。つまり “誰もが乗りたい車” ではなく “誰かが乗りたい車” の時代です。
06年の車名別新車販売ランキング(登録車)では、1位が4年連続でカローラ、2位ヴィッツ、3位フィット。昨年と同じ顔ぶれながら、台数はそろって前年割れ。新車効果の“神通力”も弱まって、その期間がずいぶん短くなっています。
実際、05年2月にフルモデルチェンジしたヴィッツは前年比10.8%減、同5月のステップワゴンは14.7%減と2ケタの落ち込みです。04年の新型車になると、スイフト(6.6%増)以外はすべてマイナスとなっています。

国産車のモデルチェンジは約5年間隔。これに比べ、ライフサイクルが長い欧米は「イヤーモデル」戦略で、毎年小変更を加えています。そのため年ごとの販売台数が大ブレするリスクは小さくなります。国内メーカーも同戦略を模索するものの、なかなか踏み切れずにいるのが実情です。
とはいえ、技術面も含めて市場競争は激化。メーカーは市場のコンパクト志向を受けて小型車の充実を図る一方で、高級車専門ブランドの導入を進めています。今後はメーカー間の提携もさらに活発化しそうです。
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